うつ病を悪化させた行動

私が重度のうつ病になった行動

今回は、私がうつ病になった経験からわかったことなのですが、これをやり続けたら絶対にうつ病になる!という行動をお伝えします。
逆に言うと、うつ病やうつ病の再発を予防するコツになるので、ご自身の生活を振り返ってみてくださいね。

私は、うつ病になってから改めて医学書や論文、本をたくさん読みました。
世の中のママさんが、私と同じ経験をしないために、医学的に証明されていることを私の経験と照らし合わせることで
イメージしやすくしてありますので、「うつ病になりたくない！」「早く治したい！」という方は参考にしてください。
私の体験は、ワーママによくある内容ですので、行動と思考を変えれば、あなたの未来は必ず変わりますよ！

休憩時間は食事を食べる15分だけの超短時間

私は、外来勤務をしていましたので、そもそもまとまった休憩はできない状況でした。
さらに、上司から「残業してもいいけど、病院がコロナで赤字だから残業なしで帰れるよね？」と、
残業をするな発言をされていました。早く帰るためには、早く出勤して休憩を削って早く帰るしか、選択肢がなかったんです。

今客観的に考えると「選択肢がない」のではなく、「解決策を探さない」行動をしていました。

人間にとって、食事はガソリンではないんです。ゆっくり楽しみながら食べることで、気持ちも安定します。
そして、人間の集中力は50分くらいなので、必ず休憩はしましょう。
毎日１時間程度の休憩時間は必要ですが、3日に１回でいいので、50分程度まとまった休憩時間を
取るようにしましょう。

残業がバレないように仕事は持ち帰る

残業を公にできないから、資料作成など仕事を持ち帰る職場は、今も多いと思います。
残業が多いと、陰で何を言われるかわかりません。仕事が遅い、できない人扱いされますからね。人の目からも、仕事は持ち帰りたくなるものです。

でも、家に持ち帰りの仕事が多い場合や、在宅ワークで仕事のON・OFFをしっかりしていないと頭はいつも戦闘モードになってしまいます。

私の場合、寝る直前や出勤直前まで仕事をしていました。もちろん、残業の申請なんてしていませんでしたので、成果報酬はゼロ。実際、うつ病になっても、残業申請をしていなかったので、労災にすらなりません。

いつも仕事をしていたら、頭が休まる暇がないので、夢の中でも仕事モードに・・・。完璧を目指して仕事をすると、夢の中でも仕事をするようになり、
ぐっすり眠れなくなってしまいます。

眠りの質が悪くなれば、当然、体も心も休まりません。体調が悪い時に、気が短くなる・イライラすることってありますよね。
体がしっかり休まらなければ、心も当然不安定になります。

全てのことに対して、仕事の質は80％を目指しましょう。全てのことに対して、完璧を求めるのは、絶対にやめた方がいいです。
こだわることは、1つだけ。多くても2-3個にしておきましょう。

それか、残業を公にして、しっかり残業手当をもらいましょう。

パワハラ・モラハラされても、我慢し続ける

あなたは、言われたことを受け入れ、気にしてない素振りをし続けていませんか？
一時的なものなら良いですが、連日続くと動機・息切れ・判断力の低下・脈の乱れなど、自律神経の不調をまねきます。

私の場合、診察を早く終わらせたいイラついた医師に、無視されたり、嫌味を言われたり、睨まれたりと八つ当たりされていました。医療界では日常的にあることなのですが、毎日となると非常事態です。動機息切れ、めまいに耳鳴り、気分が沈む、冷静に判断できなくなるといった症状が出ました。

普通は上司に相談して、「ホント、やだねー」で終わるところ、上司に「主任さんなんだから。私には、要領よくやっているように思えないわ」と、追い打ちをかけられることが多々ありました。

忙しすぎたので、ゆっくり考えることもできず、どんどん自分を追い込むことになりました。

でも、ここで直属の上司がわかってくれないなら、他の上司に話して、助けを求めることが大切でした。

我慢するのではなく、あの人おかしいな。と思うことが大切です。
なぜ、おかしなことを言っているのか。なぜ八つ当たりをしてくるのか？を考え、自分を責めずに相手がどのように考えているのか、想像してみるのです。
それでもおかしいと思ったら、他の上司にハラスメントを受けていることを言いましょう。

家事育児や、家族仲家族の健康問題にトラブルがなければ、我慢だけでなんとかなります。

でも、いろいろなトラブル（介護・病気・怪我・入学・進学）が同じタイミングで起こると、
かなりの確率で心の病になります。 １つでもリスクは減らしていきましょう。

我慢しないで行動するか、ダメージを受けない心を作るかが必要

パワハラ・モラハラに対して、我慢する時代は、もう終わりましたよ。自分の心が沈む前に、なんらかの手段をとってくださいね。
もしくは、ダメージを受けない心づくりをしていきましょう。