学校に行けずトイレで1日を過ごす毎日
お盆明けからですが、息子が腹痛で5~7時間くらいトイレにこもってしまいます。
最初は、キャンプに行った直後だったので、腸炎や胃腸風邪だと思っていたのですが、なかなか治りません。
かかりつけの小児科で、便培養の検査をしてもらいましたが異常はありませんでした。タイミング悪く、小児科に受診した時にはおなかの痛みがなくなっていたので、診察も終了・・・。
いろいろと行動をみていると、過敏性腸症候群なのかも。と思い、毎日接するようにしています。
ストレスが症状に現れる過敏性腸症候群
過敏性腸症候群とは、精神的なストレスや自律神経バランスがみだれることで便秘や下痢など排便のトラブルが起きるものです。
息子は、もともと不登校気味で「悪口を言われるから行きたくない」「僕が好きだとおもっていても、同じように好きと言ってくれないからいやだ」と時々学校を休んでいました。
だから、ついに体の症状として現れてしまったんだ・・・。と思いました。
息子は、自己肯定感がとても低く、周りの目をすごく気にする繊細なタイプです。だから、周囲の言動や行動へ過剰に反応してしまいます。
授業では活発に手を挙げたり、学級委員に立候補したり、「いい子」でいることにもこだわりを持っているので、ストレスが全面にでたんじゃないかな。と思っています。
学校へ行くことは諦めよう
2年位前から、息子が登校を渋るたびにタイミングを見て学校まで車で送って行っています。
ずっと、学校に行くことをゴールにしてもいいのか?学校に行けば安心なのか?
と、母親として自問自答してきました。
そりゃあ、学校に行ってくれたほうが給食はあるし、私の時間も確保できるし、仕事も自由にできるし、過ごしやすいです。
長い間考えた結果、問題点は学校に行くことで解決されないことがわかったのです。
「自分自身のことを好きになれない」「自分に自信がないから周りの目ばかり気にする」
この2点です。
これ、完全に親子関係の話。家庭内の関係や息子が安心できる環境を整えなければ、解決しないじゃん。
ということが分かりました。
というわけで、目標は「息子自身の自己肯定感を高める」ことに焦点を絞ることにしました。
あとは、完璧主義な考え方になってしまった私たち親のかかわり方も変えていかないといけません。
子供自身が自分を好きになることを目標にする
・親子のスキンシップを欠かさない
子供の心が不安定な場合は、心の触れ合いが足りていないことがほとんどです。
スキンシップをしっかりとっていれば、本当の気持ちを話してくれます。
勉強ができなくて辛いとか、お友達と喧嘩をしたとか
話して頭の中が整理できるようにしてあげることが私にできることなのかなと思っています。
私は、毎晩息子にアロマトリートメント(アロマタッチ)をしています。
アロマトリートメントをすると、香りに癒されるだけではなく、アロマオイルという植物本来の力のおかげでポロっと本音を話してくれるんです。
学校で嫌な言葉をかけられたとか、つらいことがあったとか、いろいろなことをポロっと話してくれます。
話してくれる内容は、大人だったら気にならないことばかり。
心の傷が新しいうちに、話を聞いて解消してあげたら、問題は大きくならないですからね。
・1日に1回は「〇〇好きだよ」と愛情を伝える
自己肯定感を高めるために必要なのは、まず親からの愛を渡すことだと思うんです。過剰な愛は重荷になるからダメですけどね。ここは、駆け引きが絶妙なのかもしれません(笑)
私は、息子が小さいころから「好きだよ」と言葉に出して言うことが少なかったので、好きと言っていないことに気づいてから、なるべく言葉に出すようにしています。
好きという言葉を言い続けたら、自分の存在価値を認められるようになったんです。
・ストレスに感じていることを会話から探し出す
大人もそうですけど、子供もポロっと本当の気持ちを話してくれます。普段と言うことが違うとか、なんか表情が違うとか、ちょっとした変化を見つけ出すことが大切です。
日頃の変化に気づくためにも、普段からお子さんの観察をしておくことが大切だとつくづく感じました。
・頑張っていることはどんなことでも褒める
私は、ついつい息子に「早くしなさい」とか言って、結果ばかり求めてしまう癖があるんです。でもこれ、全然ダメダメなんですよね。
勉強の問題が解けていなくても、「どんな風に考えたの?」「ハードル高かった?」「どの辺がわからなかった?」と、具体的に聞くといいんですよね。
私の声掛けが変わると、問題を解くときにわからなかったことが具体的に表現できたり、説明している間にひらめいて解けるようになったりします。
私は息子に、失敗は成功のモト。結果が出ている人は必ず努力をしている。だから、やり続けることが大事なんだよ!と言っています。
行動し続けることを、評価の対象にしておけば、どんなことも褒めれちゃうんです。
・下痢や便秘など出ている症状を否定しない
息子の場合、腸の調子が悪いのでトイレに長時間こもってしまいます。
その時、行ってはダメな言葉は「そんなにウンチは出ないから出てきなさい」「さっきも行ったんだから」です。
本人がつらいと感じていることなのに、親が分かってあげないのはタブーですね。
トイレにこもっていて、何か問題があればその問題を具体的に伝えてあげましょう。
私は、脱水になることが心配なので「出てこれるタイミングにお茶を飲みにでてくるんだよ~。」と言っています。
「あんまりトイレにながくはいってちゃいかんよ」と言ってしまうことがあるのですが、やはりその時は、トイレの滞在時間が長くなってしまいます・・・。
言葉のチョイス、大事ですね。
・両親で同じ目標に向かって行動する
先ほどのトイレに入っているときの声掛けなど、悪気なく言葉のチョイスを間違えることがあります。
学校に行くのは当然だと根底では思ってしまっていると、少々キツイ言葉をかけてしまっているように思えます。
「学校に行けることよりも、自己肯定感を高めることを目標にしよう」と夫と方向性の確認をすることにしました。
自分たちの常識をもとに考えると、納得できないことが多々あります。
だからこそ、両親で話し合う機会を設けて良い方法をその都度考えながら目標設定をして行くことが大切だと思っています。
大切なのはストレスに感じている根本的な理由に向き合うこと
子供さんにストレスが過剰にかかり、下痢など症状として現れている場合、まずは何に対してストレスを感じているのか、観察することが大切です。
話してくれなければ、話しやすいような親子関係をつくることが一番だと思います。
お子さんが話をしたいと思えるような環境づくりをするのがとっても大切ですが、親自身に心の余裕がないと到底できません。
スキンシップをとりながら、お子さんの大切さを改めて感じ、親自身も心の余裕を持って接したら、良い方向に方向転換ができるはずです。

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