国語が苦手なら苦手意識をなくせばいい

苦手な勉強・・・ 子供のやる気スイッチをONにする

 私の息子は、1歳になる前から知育教室に通っているのですが、最近、妙にうまく話したり、文章を読んだりできなくなってきました。なぜ、知育教室に通わせているかというと、私の周りには、職業柄、高学歴の人が多く、国語力が高い人は話していてとても面白い言葉遊びをする人が多かったんです。だから、息子も将来、話し上手でコミュニケーションがとれれば、友達がたくさんできて人生が豊かになると思ったのです。
 私のイメージしていた10歳の息子は、思ったことを言葉にできる少年になっている!と思っていたのですが、理想と現実はうまくいかないなぁ。と思った出来事がありました。それは、1年に一度、学校で行われる学力テストで「頑張りましょう」になったのです。
 国語力がないのはわかっていたのですが、塾に通わせていても普通以下の結果になっているとは、どうしたものか??と思い息子に聞いてみました。

 息子から帰ってきた答えは、「国語が苦手だから、やりたくないんだよ。悔しいんだよ。」でした。

 人と比較されない楽しい教材なら、息子は悔しい思いをしなくても良いのかな?と思い、息子にいくつか提案をしてみました。結局、漫画を毎日10分読むことを毎日の予定にプラスしました。好きな漫画を、短時間だけど読むことで、活字への恐怖心はなくなり、嫌がっていた塾の宿題もできるメンタルをとりもどせました。というわけで今回は、子供のやる気スイッチをONにする行動についてお話しますね(私の経験談ですが)。 

子供の問題に感じていることを言語化し、楽しめることを見つける

 子供は大人と違って、悩んでいる内容がシンプルなことがほとんどです。急に成績が落ちたり、やる気がなくなったり、キレやすくなったり、親からしてみたら「困った状態」になることがあると思うんです。
 そんな時、親の考えや大人の考え方を押し付けるのではなく、子供さんに聞いてみましょう。反抗期などで言葉が返ってこないようだったら、子供さんがいつもしている行動(YouTubeやSNSをみている等)からヒントを見つけてくださいね。
 あなたもそうだと思いますが、好きなことなら集中できますよね!勉強と好きなことを結び付けてあげれば、勉強は楽しくなるんです!

子供自身に決めてもらう

苦手意識をなくすのは、お子さん自身ですので以下のことを引き出してあげましょう。

理由を聞く

そんな時、「どうしたの?何かキッカケがあったの?」とか「こんな勉強(スポーツ)だったらやりたいとか、これなら楽しめるってことはある?」など、聞いてみる。ただ、質問攻めにすると、なかなか答えは返ってこないので、日頃から情報収集しておくことが必要です!

・夢中になれることを探す

お子さんが夢中になることは知っていますか?例えば、昆虫が好きとか、動物が好きとか。昆虫が好きなお子さんであれば、昆虫について書かれた本を図書館で借りてくると、本への関心が向きます。本を借りる時のポイントは、お子さんが読みやすい活字の大きさやイラストが描かれていることです。絵本や漫画でも十分良いと思います。うちの息子の場合は、毎週ワンポースを見ているので、ワンピースの単行本を勧めました。

・具体的な行動を決める

次のステップは、どう行動するのか、行動計画を立てることです。我が家の場合は、寝室に行く前の10分間を読書タイムにすることにしました。その時間は、夫も私も一緒に本を読むようにしています。息子が本を読んでいるときに、面白いテレビやゲームの音が聞こえたら、集中力がなくなりますからね。環境を整えることがとっても大切です。

・行動を忘れていたら、声をかける

大人もですが、子供は計画を忘れてしまいます。忘れていたら、アラームを鳴らすとか、親が声をかけて忘れ防止をすると習慣ができます。こどもチャレンジのタブレットには、アラーム機能がついていて、アラームの音楽が鳴ると、タブレットの前に行き勉強をする子供が多いことを聞きました。習慣ができてしまえば、あたりまえになるんですよね。

決定権は絶対にお子さん自身。口出しはNG行為

一番大切なことは、お子さん自身が心から納得して行動を決めるまで、親は待つことが一番大切です。早く答えを出してもらいたくて、誘導尋問のようなことをされたら、「やること」は決まりますが、やる気スイッチは入りません。私も心に余裕がないと、「どうするの?ねえ。自分の言葉で言ってごらん」なんて、追い込むような発言をしてしまうことがあります。でも、これは絶対にやっちゃいけないNG行動なんですよね(泣)
 お子さんに「〇〇を毎日やります」と言わせても、納得できていないので無理やりやることになります。そうすると、いつか心が破綻してしまいます。長い目で見たら、まあいっかと思って待つことも大切ですね。あとは、声のかけ方や声をかける人を変えても良いかもしれません。
 感情に流されず、子育てをするのはなかなかハードルが高いですが、ひとつひとつクリアしていこうと思う今日この頃でした。

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